2013-07-27

教えること

今日は一日、吹奏楽コンクールに向けての中学生の練習へ。
市内の大ホールを借りての直前練習です。
夏だね。



私は音楽教室等には所属しておらず、教える仕事は中学校、高校の吹奏楽部のサックスパート指導が主です。
学生の頃から教える仕事をやらせて頂いていますが、
私自身が成長・勉強させてもらうことがとっっっても多いです。

実際私が生徒さんに教えている内容もどんどん変化しています。
当然ですよね、自分がサックスを演奏し続けている以上、奏法や音楽の解釈などどんどん変化するわけですから。


自分で納得していることしか教えられない。当たり前のことです。
でもこのことにシッカリと気付いたのは、専門学校を卒業してからのことでした。
自分の楽器のこと、音楽のことと向き合い、それを惜しみなく本気で生徒たちに伝える。言葉で、演奏で。
若い頃の自分にはけっこう難しいことでした。それだけ楽器を、音楽を、表面的にとらえていたといえるかもしれません。だいぶいろんなことをカッコつけて、体裁だけ取り繕っていたなぁ。。

一緒に教えに行っている他の楽器の先生方にも、多大なる影響を受けています。
教えることだけではなく、私の音楽観そのもの、ひいては人生観を鍛えて頂いています。本当に感謝してもしきれない。。迷惑をかけてばかりですが一生かけて恩返ししなければ。。すべし!



中学生は、本当に教えた通りに、伝えた通りに素直に楽器を演奏します。教える側は責任重大。
音楽にひとつだけの正解はないので、正しいことを教えているなんていう自負はありません。でも、騙したり、手加減したり、子供扱いだけはしないように心がけています。
なるべくホンモノを、本当の音楽を教えてあげたい。
そのためには私自身がホンモノに近づくように勉強しなくてはならない。
私は勉強・練習熱心なほうでは無いので、あくまで理想です。。。残念。精進します。



だいぶうっとうしい雰囲気の文章になってしまいましたが、とにかく!これからも私は頑張ります!決意表明でした。

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