2013-12-05

11/1レポート その2〜後半ステージ編

※前半ステージ編はこちら→◆◆◆

さて、緊張感高めの前半プログラムを無事に終え、休憩を挟みリフレッシュ!
衣装もチェンジしてお楽しみの後半ステージです。




いつものチョコラッテライブでのナンバーを中心に、3人でのトークを挟みながらお届けしました。

まずはフランスものから、カンツォネッタとエキゾチックダンス。エキゾチックダンスはCDにも入っていて、アレンジのアイディアがとてもスムーズに出た作品です。
チョコラッテで取り組んでいるフランス作品は、そもそもサックスとピアノのために書かれているので、その時点で完成しています。そこにパーカッションを加えるということは、まずは壊すことから始まるわけで、そこから新たに生み出さないと3人でやる意味がない。これからも前向きにレパートリーを増やしていきたいなぁ。


そしてCDタイトル曲の深町優衣作品、アレボル デ ラ マニャーナをしっとりと演奏し、ラ クンパルシータを皮切りにアルゼンチンタンゴのプログラムへ。情熱的でありながら陰のあるアルゼンチンタンゴ、なぜだか日本人の心に響きます。お客様のテンションがだんだんと上がっていくのを感じました。


今回ピアソラの作品を3曲選びましたが、ピアソラ初期の作品・コントラティエンポはゆいちゃんに出会わなければ知ることはなかったかも。。
サックス界でもピアソラの曲は人気が高く、私自身もずいぶん前から触れていますが、タンゴピアニストゆいちゃんが演奏するタンゴのリズムやアクセント等々にはとっても刺激を受けました!これからもたくさん勉強させてもらっちゃいます♪


美しいバラード、ロス パハロス ペルディドスに続いては、お待ちかね(?)リベルタンゴ!会場の熱気は頂点へ達しました。
本当に当たり前のことですが、コンサートはお客様あってのもの、そこにいるすべての人、ものが作り上げる時間と空間なんですよね。
演奏者の熱がお客様に伝わり、お客様の熱がまた演奏者に伝わる。そのことを改めて感じられた一日でもありました。


終盤は再びチョコラッテオリジナルの深町優衣作品です。
ライブでも人気のある sora は、優しくて力強い母のような魅力に溢れる曲。
今回のコンサートでもオリジナル曲はとても好評で、聴いてくださった方それぞれいろんな受けとめ方をしてくださり、とても嬉しいなぁと思いました。
そしてコンサートのトリを飾ったのは、私たち3人も超お気に入りの最新オリジナル曲・バイレ デル ガトー(猫の踊り)。ハラハラドキドキするような3人のやりとり、お客様にも楽しんで頂けたのではないでしょうか。
オリジナル曲は特に演奏するたびに表情が変わったり、新たなアイディアが加えられたりします。この曲もまだまだこれから変化していきそうな予感です。




プログラムをすべて終え、盛大なアンコールにお応えして日本の歌を。
私のコンサートのテーマにおいた『歌』。足を運んでくださったお客様への感謝の気持ちを込めて、赤とんぼ・小さい秋みつけた・ふるさとを演奏しました。
そして鳴り止まない拍手のなか最後の最後、スカラムーシュよりブラジレイラを演奏してコンサートの幕を降ろしました。


企画当初の予想以上のお客様に来て頂けましたし、会場の盛り上がりも想定外でした。
本当に本当に幸せな時間を過ごすことができました。今まで関わってくれたすべての人に感謝です。ありがとうございました!


それではあとひとつ、オフステージ編の記事を近日upして、コンサートレポートを締めたいと思います♪
※オフステージ編 12/8up! →◆◇◆

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